獣医師として飼養衛生や鶏病対策などの指導を行っています

マルイ農協
【中途】2019年度 入社
ラボラトリー室(鹿児島県出水市)
獣医師、品質管理
S.I(北里大学 獣医学部)
現在の仕事内容
獣医師としての専門知識を活かし、飼養衛生や鶏病対策などの指導を行っています。また、細菌検査などを実施することもあります。組合員農場の管理獣医師として、鶏病発生が疑われる際の診療のための訪問を主な業務として行っています。所属しているラボラトリー室衛生対策係では、その名の通り、農場の衛生対策を指導する部署ですので、「飼養衛生管理基準」の遵守のための指導も行います。
今の仕事のやりがい
獣医師として、動物を疾病から防ぐまたは治療することが大きなやりがいです。しかし、小動物診療や牛の診療のような個体の治療に対するやりがいは少ないと思います。養鶏業界に入り、一番にやりがいを感じることは個体管理ではなく、群管理の動物ですので最も多くの命に触れ、剖検から疾病を判断し、投薬等の対応でその他の多くの命を救えるところだと思います。
この会社に決めた理由
マルイ農協の大きな特徴として、採卵鶏と肉用鶏を飼育しているところです。採卵鶏と肉用鶏の両者を診断できるのは自分にとって大きな強みであると感じました。また、マルイグループとして、種鶏から飼料まで幅広く学ぶことができ、それぞれの有識者が在席なさっているので、成長できると感じ入社しました。
仕事で失敗したこと、またそのときの対応は?
業務上の細かいミスは多くあります。ミスしない人間はいないので、先輩上司のお力添えで大きなミスなく業務出来ています。また、獣医師としてですが獣医学部では鶏病に触れる機会がほぼないと思います。鶏は非常に奥が深いわりに学生時代に学ぶ機会が少ない分野です。手探り状態で診療をしますが、諸先輩獣医師がいらっしゃるので心配はないと思います!!
職場の雰囲気は?
相談しやすい上司、または諸先輩方がいらっしゃり仕事の相談のみならず人生相談もできる環境です。仕事外でも頼りになる同僚はたくさんいる職場です。家族ぐるみでお世話になっている方もいますので、アットホームで過ごしやすい雰囲気です。